こんにちわ✿
食べることが大好き こめ子です。
圧力鍋で玄米を炊くと、柔らかくモチモチに炊きあがるのが魅力です。
圧力鍋で炊いた玄米を食べると、ボソボソで硬いと思われがちな玄米のイメージがガラリと変わると思います。
今回は、圧力鍋で玄米を炊くポイントを記事に書きました。
この記事の要点
- 圧力鍋で玄米を炊くポイント
玄米はぼそぼそしていておいしくない。そんなイメージがあるかもしれません。
ですが、圧力鍋で炊いたモチモチ玄米を食べると玄米のイメージががらりと変わると思います。
今回は、圧力鍋で玄米を炊くポイントについてまとめてみましたのでお付き合いくださいね。
玄米をおいしく炊くコツ<圧力鍋編>:浸水
最低6時間、理想は12時間以上浸水させてください。
1~2時間程度だと硬めになります。
最低でも6~8時間
できれば12時間以上浸水し、玄米を発芽直前の状態まで水に浸けておくのが一番おすすめです。
発芽玄米についてはこちらで詳しくまとめてあります。
興味のある方はチェックしてくださいね!
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浸水している水は雑菌などの繁殖が考えられるので、炊くときには新しい水に変えるのがおすすめです
玄米をおいしく炊くコツ<圧力編>:水加減
目安量は、玄米の容量の1.1~1.5倍です。
ただし、浸水時間が長い場合は玄米にたっぷりと水分が吸収されているので水加減を調整する必要があります。
常温(20℃程度)で、3~5時間浸水させた場合、20~25%吸水されます。
また、6時間以上浸水させた場合は、30%吸水されます(30%以上は吸水されない)。
玄米の容量の1.1倍の水分量で計算してみると、こんな感じになります。
3合(1合180ml×3=540ml)3時間未満の浸水時間であれば
➡ 540ml×1.1=594ml
3合(1合180ml×3=540ml)4時間程度の浸水時間であれば
➡ 540ml×1.1=594ml
➡ 594ml×0.8=475ml(吸水率20%で計算)
3合(1合180ml×3=540ml)6時間以上の浸水時間であれば
➡ 540ml×1.1=594ml
➡ 594ml×0.7=416ml(吸水率30%で計算)
浸水時間を考慮せずに、水の分量を計算するとおいしく炊けない原因になるので最初のうちは浸水時間と水の分量を何倍で計算したかをメモしておくといいですよ。
玄米をおいしく炊くコツ<圧力編>:隠し調味料
玄米を美味しく炊くために、隠し調味料を入れることをおすすめします。
隠し調味料:塩
塩を入れることによってカリウムの苦味・えぐみを旨みに変えてくれます。
精製塩ではなく、ミネラルを豊富に含んだ天然塩を使ってください。
1合に1g弱が目安です。
隠し調味料:酒
酒(純米日本酒)を入れることで旨みと甘さがでます。
無添加・純米のお酒を使ってください。
1合に1cc程度が目安です。
玄米をおいしく炊くコツ<圧力編>:炊き方
圧力鍋に十分に浸水させた玄米とお好みの分量のお水、塩を入れたら優しくかき混ぜ蓋をします。
最初は中火にして圧力がかかるのを待ちます。
圧力がかかったサインが出たら、弱火にして20~30分炊き火を消します。
圧力鍋なら浸水なしでも炊ける
玄米をあらあったあと、ザルで水切りし鍋に入れ分量の水を加えます。
蓋をせずに火にかけ、鍋の中の水が温まったら塩をいれて蓋をし強火にします。
圧力がかかったら、弱火にして20~30分炊きます。
マジックブラウン 玄米の炊き方
私が愛用している圧力鍋は、鋳物屋のマジックブラウンです。
マジックブラウンは他の圧力鍋よりも時間がかかるのですが、火加減を調整する必要がありません。
鋳物屋の圧力鍋(マジックブラウン)がおすすめな理由
マジックブラウン・シリーズは、玄米を美味しく食べるために作られた圧力鍋です。
内鍋がついている(外鍋に水が入れられる)ので、30分は圧力をかけられるため、もっちり香りの良い玄米が炊ける。
内鍋を使ってガスコンロに点火すればそのまま炊き上がるというおまかせ炊飯機能が付いているのも魅力的です。
圧力鍋を使って玄米を炊くと聞くと、火加減が面倒くさいように思えますが、マジックブラウンを使えば、火加減調整が必要ないのです。
そう、ガスコンロの前につきっきりにならなくても玄米を炊くことができるのです。
おまかせ炊飯機能とは?
マジックブラウンには、ガスコンロのSiセンサーの機能を利用して、中火で点火すればそのまま置いておくだけで、美味しい玄米が炊き上がると自動消火してくれます。(※自動消化後は必ず、コンロを消してください!)
おまかせ炊飯機能を利用したい場合の購入の際には、ご使用のガスコンロにSiセンサー(焦げつき消火機能)がついているかどうかを必ず確認してくださいね。
マジックブラウンには、内鍋を使用した場合のおよその炊飯量が3合・5合・6合の3サイズがあります。
私が愛用している鋳物屋 マジックブラウンを使っての炊き方も説明します。
マジックブラウンで玄米を炊きたい方の参考になればうれしいです。
マジックブラウンで玄米を炊く
マジックブラウンは、鍋の底がこんな風に丸い部分があります。
この部分をきちんとコンロに乗るようにコンロにセットします。
圧力鍋外鍋に水600mlをいれます。
外鍋の中に内鍋をセットします。
取っ手を合わせてフタをし、おもりをのせます。
金色のおもり(重い方)を使う理由
金色のおもりを使うことで124℃まで温度を上げることができ、ふっくらもちもちに炊き上がる。
中火にかけて圧力がかかるのを待ちます。
おもりが「シュシュシュシュ」と安定して揺れ出してから火は中火のままで30分炊きます。
火加減が重要
おもりが揺れ出まで30分かかるのが理想の火加減です。
ヘイワのマジックブラウンの圧力鍋は、ガスコンロの自動消火センサーを活用した構造のため炊飯が終わったら自然に火が消えます。
中火にかけて30分後におもりが揺れ出し、その後30分で自然に火が消えるのが理想の火加減です。
なれるまでは、おもりが揺れ始めるまでの時間を気にしていてください。
理想の火加減になったら、コンロに目印をつけておくと毎回調整せずにすみますよ!
玄米をおいしく炊くコツ<圧力編>:蒸らし
自然と圧力が抜けるまでそのまま置いて蒸らし、圧力が抜けたら蓋を開けます。
蒸らした後に上下をしっかりとしゃもじで切るようにかき混ぜ蒸気を抜いてあげます。
マジックブラウン 炊きあがり
火が消えても圧力が完全に抜けるのを待ちます。
だいたい、60 分ほどそのまま置きます。
混ぜやすいように、内釜の側面にしゃもじをいれていきます。
混ぜやすいように、写真のようにしゃもじで切り込みをつけます。
全体が均一になるように混ぜ返します。
炊きたてをすぐに食べてももちろん美味しいです。
保温ジャーや、炊飯器の保温機能をつかい保存してもよいです。
1食ずつラップなどに包み粗熱が取れたら冷凍するのもよいです。
玄米をおいしく炊くコツ:圧力鍋で美味しく炊く方法
炊飯器、土鍋で炊いた玄米よりも圧力鍋で炊いた玄米の方た柔らかくモチモチして甘みを感じることができます。
圧力鍋によって水加減や加圧時間、炊きあがりには差がありますのでお手持ちの圧力鍋によって調整してください。
圧力鍋で炊いた玄米が美味しくない時にチェックするポイント
玄米がぼそぼそして硬い・・・浸水時間が足りない、
炊くときの水の量が少ない
玄米がべちゃべちゃしている・・・浸水時間が多すぎる、
炊くときの水の量が多い
玄米が糠臭い・・・玄米が古い、洗米方法を見直す
玄米が臭う・・・発芽させている場合、
こまめに水を変えないと発芽臭がする。
可能であれば、6時間おきに水を変える。
最低でも朝晩水を変える。