こんにちわ✿
食べることが大好き こめ子です。
「玄米を自分で発芽させる」なんていうと、なんだか大変そうですが、このひと手間が玄米食を楽しくおいしく変化させてくれるポイントなのではないかと思っています。
今回は、自宅で玄米を発芽状態にする方法について記事を書きました。
この記事の要点
- 発芽玄米の作り方
せっかく食べるのだからおいしくいただくだけでなく玄米がもつパワーを発揮させたいですよね。
私は、玄米を発芽状態にしてからいただいています。
そうすることによって、柔らかく食べやすくなるだけでなく玄米のもつすばらしい栄養をまるごといただけるからです。
今回の記事では発芽玄米の作り方(自宅で玄米を発芽状態にする方法)について書くのでお付き合いくださいね。
発芽玄米の作り方
まず、玄米を洗います。
玄米の洗い方については、こちらに記載していますので覗いてみてください。
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籾より~浸水まで
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洗米直後の玄米はこんな感じです。
まだ、胚芽部分はぺたんこです。
発芽させるといっても、難しいことはないのです。
簡単に言えば、洗いった玄米を胚芽部分に発芽の傾向が見られるまで水につけます。
私が実際に試してみた発芽方法をいくつか下記に記載しますが、どれも、胚芽部分がぷっくりと膨らみ発芽モードになるまで浸水するのがポイントです。
どうですか?
写真をみると、玄米の生命力を感じることができませんか?
いつも、発芽モードにしていると発芽しようと頑張っている玄米ちゃんたちがかわいらしく見えてきてちゃいます♡
だからこそ、命をいただくことについてもきちんと考えることができてます。
では、私が実際に試した発芽方法をご紹介します。
常温で発芽させる
洗い終わった玄米を容器(ボウルでもOK)にいれて、玄米より2~3cm程度の高さまで水を入れてください。
水に浸す時間ですが季節や室温によって異なります。
春夏や室温が高い場合、おおよそ1~2日、秋冬や室温が低い場合は、おおよそ2~3日で発芽モードになります。
あとは、玄米にもよります。
生命力溢れる元気な玄米だと発芽モードになるのが早いです。
玄米の胚芽部分がぷっくりと発芽モードになったら水からザルにあげ、よく洗います。
その後ザルにあげて水切りをしてから炊飯します。
常温で発芽させる場合、もっとも重要なポイントは、水替えです。
最低でも、朝晩、水を替えるようにしてください。
同じ水につけ続けておくと雑菌が繁殖しやすくなることと発芽に伴う玄米特有のニオイが発生してしまうからです。
[st-kaiwa1r]水を替えずにおいておくと、発芽に伴うニオイが玄米自体についてしまい食べるときにも気になってしまいます。[/st-kaiwa1]
冷蔵庫で発芽させる
洗い終わった玄米を容器(蓋つき)にいれて、玄米より2~3cm程度の高さまで水を入れてください。
冷蔵庫(できれば野菜庫)にいれ、朝晩水をかえて3~6日で発芽モードになることが多いです。
冷蔵庫で発芽させる場合、発芽に伴うニオイが出にくいのですが温度が低いので時間がかかります。
期間はあくまで目安なので、もっと時間がかかる場合もあります。
最初は、胚芽部分がぷっくりと発芽モードになるまで観察してご家庭での目安を把握するのがよいと思います。
玄米の胚芽部分がぷっくりと発芽モードになったら水からザルにあげ、よく洗います。
その後ザルにあげて水切りをしてから炊飯します。
圧力鍋を使って発芽させる
圧力鍋がある場合は、圧力鍋を使って時短することもできますよ。
まずは、40度くらいのお湯を圧力鍋に注ぎます。
圧力鍋鍋が冷えていたら、お湯がすぐに冷めてしまうので少し高めのお湯を入れるとよいです。
人肌よりちょっと温かくなるくらいまで調整するのがよいです。
洗ってよく水切りした玄米をお湯を入れた圧力鍋に入れます。
人肌よりちょと温かめな温度が発芽にちょうどいいようです。
冷めないように、しっかり蓋をします。
使う圧力鍋によっても変わってきますが、6~10時間くらいで発芽モードになります。
圧力鍋がほったらかしでも、水温をあるていど保ってくれるので、発芽モードになるのが早いです。
お使いの圧力鍋ではちょっとお湯が冷めるのがはやいなと感じる場合、バスタオルなどで包んであげるとよいですよ。
12時間浸水してからザルにあげて発芽させる
12時間水につけてからザルにあげて発芽させる方法もあります。
ですが、可能であれば24時間ゆっくりと水につけてあげると発芽が安定するような気がします。
だいたい6時間程度水に漬けると、お米は十分に水を吸い込み白っぽくふっくらします。
(お米は6時間以上水につけても給水率が変わらない)
12時間程度水につけた玄米を、ザルにあげかるくすすぎます。
12時間以上水につける場合は、水を交換するのがベターです。
そして、キレイな濡れふきん(軽くラップでもOK)をかぶせ1~2日発芽モードになるまでまちます。
途中でお米の乾燥が気になるときは、軽く湿らせるといいですよ。
不思議なことに水につけっぱなしにしなくても発芽モードになります。
これにも玄米の生命力を感じますね。
この方法のメリットは、水につけっぱなしにしないので、発芽に伴うニオイを抑えることができることです。
玄米の胚芽部分がぷっくりと発芽モードになったら水からザルにあげ、よく洗います。
その後ザルにあげて水切りをしてから炊飯します。
コツをつかんで、発芽玄米を自宅で作ろう!
朝晩水を替えるのは、面倒かもしれません。
でも、少しの手間で美味しく栄養価が高い玄米を摂取できるのであればやってみたい!と感じる方はぜひ挑戦してみてください。
そして、自分の食べているお米が元気なお米なのか、発芽することができないお米なのか、このことも自分の目で確かめることができます。
そして、玄米に興味をもった方は玄米には毒があると耳にしたことがあるかと思います。
玄米の毒の一つと言われているのがアブシシン酸なのですが、発芽抑制因子なので、玄米を長時間水に浸して発芽モードにすることでクリアできると言われています。
玄米のアブシシン酸については、こちらで記載しています。
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